日本では、2010年は11月8日〜14日が
「全国糖尿病週間」
11月14日の「世界糖尿病デー」にあわせて、日本でも毎年、「全国糖尿病週間」が設けられています。
日本では、東京タワー、大阪の通天閣はじめ、北は北海道・札幌の時計台から南は沖縄県・美浜カーニバルパークの大観覧車まで、全国の観光地のシンボルである建造物がブルーにライトアップされ、糖尿病予防を訴えます。
この期間は、全国各地で糖尿病に関するシンポジウム、一般の人を対象にした講演会やセミナーなどが目白押し。 「糖尿病や糖尿病予備群、メタボであることに気付き、明日からの自分のカラダをケアするきっかけにしよう!」 と、新聞や雑誌には、糖尿病予防に関するキャンペーン、イベントや薬品などの告知が大々的に掲載されます。
また、東京都の都民向け広報資料を見ると、「10年後の東京」計画において、糖尿病予防対策を一層推進し、糖尿病有病者・予備群の減少を目指して東京タワーのほか、東京都庁第一本庁舎は11月14日〜16日までの3日間、午後6時30分〜午後11時までブルーにライトアップする、とあります。
大阪市は、生活習慣病対策を進める立場から大阪糖尿病対策推進会議が主催する「世界糖尿病デー“おおさか”2010」を後援し、「世界糖尿病デー」に大阪城天守閣と海遊館のアクアツリーのブルーライトアップを実施すると宣言しています。
このように、全国の自治体が、市民向けに糖尿病予防啓発に関する宣言を各々に打ち出しています。
大阪の「世界糖尿病デー”おおさか”2010」というイベントでは、公開講座「府民のための糖尿病教室:合併症を出さないために」というテーマのシンポジウム「Unite For Diabetes」が開催され、先述の福田正博先生がご挨拶をされます。
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